PRESS RELEASE
トロンボポエチン受容体作動薬「ドプテレットⓇ」の追加適応症に関する契約締結のお知らせ
2024年3月29日
Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社
Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:金哲大、以下「Sobi Japan」)は、旭化成ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:青木 喜和)とトロンボポエチン受容体作動薬「ドプテレットⓇ」(一般名:アバトロンボパグマレイン酸塩、以下「本剤」)について、追加適応症である特発性血小板減少性紫斑病(免疫性血小板減少症)1)に関する契約(以下、本契約)を締結したことをお知らせします。
本剤は、待機的な観血的手技2)を予定している慢性肝疾患患者における血小板減少症の改善薬として2023年3月に日本国内で承認され、同年6月から旭化成ファーマにより販売されています。また、米国・欧州・中東では、特発性血小板減少性紫斑病の治療薬としても承認されており、日本では現在Sobiにより国内第Ⅲ相臨床試験を実施中です。
今回、Sobi Japanは旭化成ファーマと、追加適応症である特発性血小板減少性紫斑病においても、日本における独占的販売契約を締結します。製造販売業者(Marketing Authorization Holder:MAH)であるSobi Japanは、開発、品質管理、安全管理活動を継続します。
Sobi Japanは、今後とも日本の希少・難治性疾患の患者さんのための活動を継続してまいります。
<Swedish Orphan Biovitrumについて>
Swedish Orphan Biovitrumは2009年に設立され、希少・難治性疾患治療に特化しスウェーデンのストックホルムに本社を置くバイオ医薬品会社です。血液領域、免疫領域、およびスペシャリティケア領域の分野で世界的に事業展開をし、欧州・北欧・中東・アジアで約1,800人の従業員が日々活動しています。日本法人であるSobi Japanは2020年の6月に設立され、「希少・難治性疾患の患者さんのために革新的な新薬をお届けし、笑顔で生活していただく」ための活動を行っています。Sobi Japanの詳細は、ホームページhttps://sobi-japan.co.jp/about/companyをご参照ください。
1)特発性血小板減少性紫斑病(免疫性血小板減少症):
二次性に血小板減少を引き起こす明らかな病気や薬剤の服薬がなく、血小板数が減少し、出血しやすくなる病気です。皮膚における紫色の点状・斑状の斑点(紫斑)や鼻血、歯ぐきからの出血ををきたすことがあります。
2)観血的手技:
出血を伴う医療処置、上部消化管内視鏡検査、肝細胞癌に対する化学塞栓療法(TACE)・ラジオ波焼灼術など
【本件に関するお問い合わせ】
Swedish Orphan Biovitrum Japan株式会社
https://sobi-japan.co.jp/about/company
[email protected]